ビットコイン(BTC)を換金する4つの方法！現金化するベストタイミングや税金の注意点も紹介

といった悩みを抱える人も多いでしょう。

せっかくビットコインを保有して、利益を出せたとしても、日本円に換金できなければ意味がありません。

また、ビットコインなどの仮想通貨は換金方法やタイミングによっても手数料が異なるため、注意が必要です。

そこで、今回はビットコインを換金する方法や、換金のベストタイミング、注意点などについて紹介していきます。

この記事のポイント

• ビットコインは「取引所」「販売所」「ビットコインATM」の3つの方法で換金できる
• 換金のベストタイミングは「価格が高騰した時」「経済的な重要ニュースが発表された時」「他のアルトコインの価格が上昇している時」
• ビットコインを換金する時は取引手数料や出金手数料が無料の取引所で換金する
• ビットコインを換金すると利益に応じて課税対象になる
• 取引所によっても価格が異なる

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当記事の監修者

ファイナンシャルプランナー 金子賢司さん

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。 現在はファイナンシャルプランナーとして、健康とお金、豊かなライフスタイルなどの相談を受ける。個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師などを広く活動している。趣味はジャザサイズ。
＜保有資格＞CFP

金子賢司さん公式ホームページ

ビットコイン(BTC)の換金方法

ここでは、ビットコインを換金する方法をわかりやすく紹介します。

ビットコインの換金方法には次のような方法があります。

ビットコインの換金方法①仮想通貨取引所で換金

ビットコインなどの仮想通貨は、仮想通貨取引所で換金できます。

仮想通貨取引所では、仮想通貨を保有している他のユーザーと取引をします。

仮想通貨を買いたいユーザーが欲しい分の通貨を注文し、注文分の通貨を売りたいユーザーがいれば取引が成立します。

そのため取引所形式では、自分の希望するタイミングでは売れないというデメリットはあります。

逆に言えば、取引相手させ見つければ自分の納得した価格で売却することが可能です。

また、取引所形式であればスプレッドも狭いため、手数料が安いという特徴があります。

スプレッドについては以下の記事を参考にしてみてください。

ビットコインの換金方法②仮想通貨販売所で換金

ビットコインを換金する時に一番簡単な方法が、仮想通貨販売所で換金する方法です。

販売所形式は取引所と違い、仮想通貨を買いたいユーザーと仮想通貨を取り扱う業者が直接取引します。

そのため、いつ・どのタイミングでも欲しい分の仮想通貨の売買が成立するメリットがあります。

ただし、販売所で換金する場合、販売所が提示する価格で取引をしなければいけないため、スプレッドと呼ばれる手数料が発生し、取引で損をしてしまう可能性もあります。

ですが、いつでも換金でき、取引画面も見やすいというメリットもあるため、初めてビットコインを換金する人は販売所で換金することがおすすめです。

ビットコインの換金方法③ビットコインATMで換金

3つ目の方法はビットコインATMで換金する方法です。

日本ではビットコインATMを見かけることはないですが、海外ではビットコインATMを設置していることが多いです。

ビットコインATMは、現金やデビットカードなどを使用して、ビットコインを購入したり、保有しているビットコインを売却して現金を出金することができます。

ビットコインATMは文字通りビットコインを換金するATMですが、中にはイーサリアムやライトコインなどの仮想通貨を換金することができるATMもあります。

過去には日本でも新宿に設置されていましたが、現在ビットコインATMは国内には設置されていません。

ビットコインの換金方法➃ビットコインを直接取引で換金

4つ目の方法はビットコインを他人と直接やり取りして換金する方法です。

ウォレットを保有している人は互いにビットコインを送り合うことができます。

他人とのやり取りでビットコインを換金する方法とは、ビットコインを他人のウォレットに送金して、送金分のビットコインを自分の銀行口座に入金してもらう方法です。

注意点として、この換金方法は詐欺に引っかかる可能性があるというデメリットが存在します。

ビットコインを送金しても銀行口座に振り込みされない、というケースもあるのでビットコインを換金したい方は仮想通貨取引所での換金をおすすめします。

ビットコイン(BTC)を換金する時のベストタイミング

ビットコインを換金する時には、最適なベストタイミングがいくつかあります。

換金タイミング①価格が高騰した時

ビットコインに限らず、仮想通貨は高騰したタイミングが換金する時のベストタイミングです。

価格が高騰していると、「できるだけ高い時に売りたい！」と考える人も多いですが、将来的にみると損をしてしまう可能性があるため、注意が必要です。

また、価格が高騰すると、さらに価格が高騰する可能性もゼロではありませんが、同様に価格が暴落してしまうこともあるため、注意してください。

そのため、ビットコインなどの仮想通貨は、高騰したタイミングで換金したほうが、利益が得られる可能性が高くなります。

逆に、価格が下落している時は、ビットコインなどの仮想通貨は買いのタイミングとなります。

換金タイミング②経済的な重要ニュースが発表された時

ビットコインに関連したニュースが発表されると、ビットコインの取引価格に影響が出ます。

特に、ニュースが世界的に規模が大きいニュースほど価格の上昇に期待ができます。

ビットコインなどの仮想通貨のプログラムはいつアップデートがされて、いつイベントが行われるのかなどをSNS上でも公表していることが多いです。

事前に情報を入手しておけば、価格が高騰する前に備えることができるため、情報収集は必要不可欠です。

一般的には、アップデートやイベント前に価格が高騰し、実際に行われる前日や当日には価が暴落してしまうことが多いです。

そのため、適切なタイミングで換金することが大切と言えるでしょう。

換金タイミング③他のアルトコインの価格が上昇している時

アルトコインが上昇しているタイミングは、ビットコインを換金するベストタイミングです。

ビットコインの価格はアルトコインの価格と関係性があり、アルトコインの価格が上昇していれば、ビットコインの価格もそれにつられて上昇する傾向にあります。

そのため、他のイーサリアムやリップルなどのアルトコインが上昇している時は、ビットコインを換金するベストタイミングと言えるでしょう。

換金タイミング④仮想通貨の市場全体が下落傾向の時

仮想通貨市場が下落傾向を見せた時は、ビットコインを換金するタイミングです。

ビットコインは時価総額1位ということもあり仮想通貨の市場全体と値動きが似ています。

仮想通貨市場が下落傾向を見せたときはビットコインも下落する可能性が高いので、下落して大きな損失を抱えないために換金しましょう。

仮想通貨市場の下落傾向は「著名人の発言」が引き金になることがあります。

著名人の発言が価格上昇につながるポジティブな発言であれば特に問題ありません。

しかし下落につながるようなネガティブな発言だと、通貨を保有している人の多くが利益確定して換金してしまうため、価格が急降下します。

仮想通貨取引所でビットコインを換金する方法

ここでは、仮想通貨取引所でビットコインを換金する方法を紹介します。

STEP1：マイページにログインする

ビットコインを換金する時は、まずは自分が利用している仮想通貨取引所のマイページにログインしてください。

仮想通貨取引所によってもログイン方法は異なりますが、基本的にメールアドレスとパスワードを入力すれば簡単にログインできます。

STEP2：発注画面を開く

ログインが完了したら、次に発注画面を開いてください。

発注画面を開くと、「売却」「購入」などの項目が表示されますので、「売却」をタップします。

STEP3：換金するビットコインの数量を入力する

続いて、換金したいビットコインの数量を入力します。

ここでは、ビットコインの数量を入力する簡単な作業になりますが、ビットコインなどの仮想通貨の価格は、数秒単位で価格が変動していくため、暴落している時に換金する場合は、できるだけ早く入力することが大切です。

STEP4：注文の確定

最後に、入力内容を確認して注文を確定させます。

以上でビットコインの日本円への換金は完了です。

自分が利用している取引所によっても多少異なることがありますが、基本的には上記のような流れで日本円に換金します。

ビットコイン(BTC)を換金する時に税金がかかる

ビットコインなどの仮想通貨を日本円に換金してしまうと、利益が確定するため、その利益に応じて税金を支払い義務が発生します。

利益を確定させて、マイナスになる場合は対象にはなりませんが、利益金額によっては課税されます。

例えば、1ビットコインを100万円分購入し、1ビットコイン120万円になった時に日本円に換金すると、20万円の利益が出たことになり、この20万円が課税対象です。

ビットコインを換金したときの税率

ビットコインなどの仮想通貨で得た利益は主に雑所得に分類され、所得金額によっても税率が異なります。

税金を支払わないと、脱税になってしまうため、利益を確定させて課税対象になる利益がある場合は、確定申告をしてしっかり税金を支払うようにしてください。

ビットコイン(BTC)を換金する時の注意点

ここでは、ビットコインを換金する時の注意点について紹介します。

ビットコインを換金する時は、次のような点に注意してください。

利益が確定してしまう

ビットコインを日本円で換金すると、利益が確定してしまいます。

利益を確定させたいなら特に問題はありませんが、ビットコインを換金しなければ、もっと利益が得られた可能性もあります。

現金化してしまうと、それ以上利益を出すことができませんので、注意が必要です。

現金化した後にさらに価格が高騰すると、現金化した時よりも高いレートで購入し直さなければいけなくなるため、仮想通貨を売却する時は、注意して換金してください。

ビットコイン決済サービスが利用できない

ビットコインを日本円に換金してしまうと、ビットコイン決済サービスが利用できません。

今までビットコインでオンラインゲームの課金や電子書籍の購入などをしていた場合、その後の決済は現金でする必要があり、手間がかかることもあります。

また、保有している仮想通貨によっては利用できるサービスが広がっていく可能性があり、不便になることも視野に入れたうえで、日本円に換金するようにしてください。

換金扱いされてしまう

ビットコインは他の仮想通貨と交換すると換金扱いされてしまいます。

つまり課税対象になるということです。

前の章でも解説しましたが、換金すると利益が確定するため税金の支払い義務が発生します。

ビットコインを他の仮想通貨と交換して、利益が出るほど支払う税金も増えるので、必要な分の現金は確保しておきましょう。

手数料に注意する

ビットコインを換金する時は、手数料に注意しましょう。

換金する時に発生する手数料は主に「取引所の手数料」「販売所の手数料」「スプレッド」「出金手数料」です。

また、この手数料は各仮想通貨取引所によっても異なるため、注意が必要です。

取引所によっても売却価格が異なる

仮想通貨の価格は、取引所によっても売却価格が異なります。

できるだけ高い価格で売却したいなら、各取引所の現在の価格を比較してから換金すると良いでしょう。

ただし、他の取引所に送金する時は、送金手数料が発生してしまうため注意が必要です。

ビットコイン(BTC)の換金におすすめの仮想通貨取引所

ここでは、ビットコインの換金におすすめの仮想通貨取引所を紹介します。

coincheck（コインチェック）

参照：「coincheck」

コインチェックは金融庁に登録されている「コインチェック株式会社」が運営している仮想通貨取引所です。

コインチェックは取引ツールが使いやすく、初心者でも簡単に取引ができる点が特徴です。

初心者でも直感的に操作をして取引ができるため、取引のタイミングを逃すことなく、利益が出やすい取引ができます。

また、コインチェックは2021年11月に行った20代〜60代の投資家300名を対象にしたアンケートで、Coincheckが「最も愛用している国内仮想通貨取引所」の1位に選ばれている実績があるため、おすすめです。

さらに、分からないことがあっても、ヘルプページや解説記事なども多く掲載されてますので、不安や悩みをすぐに解消できる点もコインチェックの特徴です。

コインチェックを選んだのは、先に始めた友人がオススメしてきたからというのもありますし、国内最大級の取引所という触れ込みも初めての者からしたら安心感があったからです。いざ使ってみると、チャートも見やすいし総資産も一目でわかるし売買も簡単です。手数料が安くないと言われてますが、アプリ機能やチャット機能などその他の取引所よりは使いやすいので、現状は満足しています。
引用：「みん評」

DMM Bitcoin（DMM ビットコイン）

参照：「DMM Bitcoin」

DMMビットコインは「DMMグループ」が展開する国内代表的な仮想通貨取引所です。

DMMビットコインは入金手数料や、出金手数料、取引手数料などすべての手数料が無料なため、取引における無駄なコストがかかりません。

特に、出金・送金手数料がある取引所が多い中で、DMMビットコインは出金・送金手数料はゼロです。

そのため、コストを抑えた取引が可能です。

さらに、LINEで365日サポートが受けられるため、取引や換金の際にわからないことがあれば、すぐにサポートを受けることも可能です。

ホームページは分かりやすく、日本人なりの考え方と論理性で構成されているような気がします。手数料0円などのお得なキャンペーンがよく行われており、サービスが充実しているなと思います。苦情や相談に関しては電話できるので安心感もあります。ビットコインの様々なリスクや注意事項も分かりやすく、金融知識が浅い人にとっても安心して判断できそうです。
引用：「みん評」

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bitFlyer（ビットフライヤー）

参照：「bitFlyer」

ビットフライヤーは「株式会社bitFlyer」が運営する国内大手の仮想通貨取引所です。

ビットフライヤーは国内でもビットコインの取引量がトップクラスで、プロの投資家たちからも人気が高い仮想通貨取引所です。

取引量が多いということは、自分の希望の価格で売買できるということにもなるため、取引量が多いのはマストとも言えるでしょう。

また、ビットフライヤーは「bitFlyer Lightning」という高性能のスマホアプリで取引ができ、投資家同士での取引も可能です。

bitFlyer Lightningであれば、手数料を抑えた投資ができる点も特徴です。

もともと仮想通貨取引に興味があり、どの取引所がよいか検討を重ねていました。そこでネット検索してみると、ビットフライヤーが一番使い勝手がよさそうだったので、こちらで試してみることにしました。私は基本的にパソコンで利用しています。まだ初めて１ヶ月も経っていませんが、非常に使いやすいです。ビットコインをメインにやっていますが、これからどんどん使い込んでいきたいと思っています。とてもよい取引所だと思います。
引用：「みん評」

GMOコイン

参照：「GMOコイン」

GMOコインは東証一部上場企業である「GMOインターネットグループ」が運営している取引所です。

大きな特徴の一つとして、アルトコインを含むレバレッジ取引ができる点や、ほとんどの手数料が無料な点が挙げられます。

また、GMOコインは金融庁から暗号資産交換業者として認可されており、信頼性にも優れています。

さらに、GMOコインは顧客資産の分散管理や、コールドウォレット、マルチシグなどの圧倒的に安全性が高いセキュリティを導入しており、安心して自分の資産を預けることも可能です。

メディアへの露出が多く、GMOコインという名前は知っていたため、申し込みました。とても使い勝手が良く、満足しています。購入・売却が大きなボタンをタッチで完了です。気をつけるのは、常に値動きしているので慎重な判断が必要かと思います。トレーダーの方には単純すぎて物足りないかもしれません。最も良い点が、楽天銀行であれば入金が無料なところです。一円でも無駄にしたくない投資なのに、振込手数料を支払うなんてもったいないです。
引用：「みん評」

bitbank（ビットバンク）

参照：「bitbank」

ビットバンクは「ビットバンク株式会社」が運営している仮想通貨取引所です。

取引量が多く、売買が活発化しているため、注文が通りやすいというメリットがあります。

また、ビットコインだけでなく、アルトコインの中でも注目されているイーサリアムやリップル、シンボルなどのアルトコインの手広く扱っているため、他の銘柄に興味がある人にもおすすめの仮想通貨取引所です。

スマホやパソコンから２４時間使用できるので便利でした。アルトコインを安く取引できるのが魅力で使い始めたのですが、他の会社より手数料がかなり安くて良かったです。アルトコインの手数料はマイナスだったので、取引するごとにプチボーナスが貰えるようなものなので、アルトコインを使う人には絶対お勧めです。１円未満から取引できるのも嬉しいです。トレードの画像はシンプルだけど、知りたい情報はしっかりのっていて取引しやすかったです。セキュリティもしっかりしていて、安心して使用しています。
引用：「みん評」

ビットコイン(BTC)の換金に関するよくある質問

最後に、ビットコインの換金に関するよくある質問にまとめて回答していきます。

次のような質問に回答していきますので、参考にしてください。

ビットコインを換金する時におすすめの取引所は？

ビットコインを換金する時におすすめの取引所はDMM BitcoinとBITOPOINTです。

DMM BitcoinとBITOPOINTであれば、取引手数料や出金手数料が無料なため、無駄なコストを削減できます。

仮想通貨取引所の手数料については、以下の記事をご覧ください。

ビットコインはどうやって換金すればいい？

ビットコインは次のような方法で換金できます。

現金化する最適なタイミングは？

ビットコインを現金化する最適なタイミングは以下になります。

ビットコインはいくらから換金できますか？

最低売却額は仮想通貨取引所によっても異なります。

コインチェックの場合は最低500円からとなります。

ビットコインの換金には手数料はかかりますか？

ビットコインを換金する時は、取引手数料や入出金手数料などがかかります。

ビットコインをドルに換金することはできますか？

ビットコインをドルに換金することはできません。

しかし、ドルと関連性の高いUSDTやUSDCと換金することは可能です。

USDT・USDCはビットコイン同様に時価総額が高く、安定して取引できる銘柄です。

ビットコインを換金できないときはどうする？

ビットコインをはじめとする仮想通貨が換金できないときは、仮想通貨取引所に問い合わせをしましょう。

基本的に仮想通貨を換金できないときの原因は「換金方法のミス」「仮想通貨取引所のエラー」です。

そのため、換金方法を確認したうえで取引所に問い合わせをすることをおすすめします。

ビットコイン(BTC)換金のまとめ

今回はビットコインを換金する方法や、換金のベストタイミング、注意点などについて紹介してきました。

ビットコインの換金をするには、取引所・販売所・ビットコインATMで換金することができます。

この中で一番手軽なのは取引所での換金です。

取引所であれば直接売買することができるため、取引できないということはありません。

初心者でも安心してビットコインを換金することができます。

消費者庁、金融庁、警察庁、政府からの注意喚起

「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」

暗号資産取引に関して特に注意すべきこと

• 暗号資産(仮想通貨)に関するトラブルにご注意ください!
• 消費者庁：「毎月最低 30 万円分のビットコインを受け取り続けることができる」などとうたい、多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起