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仮想通貨取引所は国内・海外含めてたくさんあるので、初めて登録するときは迷うかもしれません。
取引所ごとに入出金のルールやトレードできる通貨、手数料など様々な違いがあるので悩みますよね。
この記事では、おすすめの国内仮想通貨取引所5選と海外取引所のリスクと違いを解説していきます。
本記事を最後まで読めば、国内で人気の仮想通貨取引所や選び方がわかるだけでなく、有名な海外取引所の情報とリスクを理解することができます。
※金融庁に、無登録で暗号資産交換業を行って海外の仮想通貨取引所は、金融庁が公式ホームページでも紹介している通り、「資金決済に関する法律第63条の2の規定に違反」している事実をしっかりと確認しましょう。
参考:https://www.fsa.go.jp/policy/virtual_currency/kasoutsuka_mutouroku.pdf
海外の仮想通貨取引所とは?
海外の仮想通貨取引所は、その名の通り海外に拠点を置く企業が、海外の法律に伴って運営している取引所のことをいいます。
代表的な海外の仮想通貨取引所は、以下の通りです。
特徴 | |
Binance(バイナンス) | 取引高世界1位 |
Bybit(バイビット) | 日本語に対応している取引所 |
MEXC Global | MXトークン保有でIEO参加やステーキングが可能 |
海外の仮想通貨取引所の特徴
取引可能な銘柄の種類や数が多い
海外の仮想通貨取引所の特徴として挙げられるのが、取引可能な銘柄の種類や数が多い点にあります。
国内の仮想通貨取引所では、30銘柄以下ほどなので、以下のように数では圧倒的な差がありますね。
取扱仮想通貨の数 | |
Binance(バイナンス) | 600以上 |
Bybit(バイビット) | 180以上 |
MEXC Global | 800以上 |
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たしかに、取扱銘柄数が多ければ購入する選択肢も増えてしまうため、難しくなってしまいます。
しかし、銘柄数が多ければ多いほど「草コイン」と呼ばれる通貨も取引することができるため、なにかのきっかけで突然値上がりして大きな利益を狙うこともできるでしょう。
安いときに大量に買って値上がりしたときに売ることで、莫大な利益を狙うことができます。
また、まだ人気のない通貨を自分で探すのが楽しいこともメリットでしょう。
レバレッジの規模が大きい
海外の仮想通貨取引所では、レバレッジが100倍を超えるところも多数あります。
国内の仮想通貨取引所では、取引所や銘柄にかかわらず最大2倍までと定められているため、こちらも大きな差があります。
レバレッジ | |
Binance(バイナンス) | 125倍 |
Bybit(バイビット) | 100倍 |
MEXC Global | 125倍 |
そのため、1万円の資金しかなくても、100倍のレバレッジであるバイビットであれば、100万円分の取引をすることが可能です。
しかし、多額の取引を安易にできる点においては、管理が難しいなどのデメリットもあります。
そのため、初心者が海外での取引所で100倍を超えるレバレッジで取引することはおすすめできません。
ゼロカットシステムを採用している場合がある
海外の仮想通貨取引所の多くでは、ゼロカットシステムを採用していることもあります。
そのため、証拠金以上の借金を背負うリスクはないということですね。
仮に資金がマイナスになっても、0円になるだけなので、攻めた取引が可能なのは大きなメリットでしょう。
海外の仮想通貨取引所を使うデメリット|違法って本当?
海外の仮想通貨取引所は金融庁の認可を受けていない
日本では、仮想通貨取引所を運営するにあたって金融庁に申請をして、審査に通ったことで「事業者登録」というものがもらえます。
仮に「事業者登録」を受けずに仮想通貨交換業を行ってしまうと資金決済法第63条の2の規定に違反してしまいます。
しかし、海外の仮想通貨取引所は金融庁の認可を受けていません。
海外企業のなかには、日本人向けの仮想通貨取引所を立ち上げてしっかりと金融庁に登録をもらっているところもあります。
ただ、日本での事業者登録を受けずに日本人にサービスを提供している海外の取引所もありますが、「無登録業者」と呼ばれ金融庁は警告を示しているようです。
日本人は日本の規制の範囲内でしか利用できないケースもある
海外の仮想通貨取引所のなかには、日本人は日本の規制範囲内でしか利用できないケースも少なくありません。
また、日本語に対応していないこともあるため、英語などで判断して取引する必要があります。
日本語に対応していなければ、正確な情報を入手できなかったり、万が一トラブルに発展しても対処できないでしょう。
規制が緩く、詐欺目的の仮想通貨も存在する可能性がある
日本の仮想通貨取引所では、法に基づいて運営されているため安心して取引できるのが大きな魅力です。
一方で海外の仮想通貨取引所では、必ず利用者の安心・安全を確約しているわけではありません。
また、世界で取引できる仮想通貨は15,000以上あるなかで、国内で上場している仮想通貨は約30種類ほどとなっています。。
これは、仮想通貨取引所側がプロジェクトの内容を精査したうえで、金融庁に届け出をだし、審査に通り厳選された仮想通貨だからです。
そのため、国内の取引所で扱っている仮想通貨も金融庁のお墨付きということになります。
一方で海外で取引できる仮想通貨は、日本に比べて上場させる際の基準が緩いことも少なくありません。
日本の取引所よりも通貨の数が多いメリットをもつ反面、中には不正な資金調達を目的とした通貨もあります。
Squid Gameトークンで得た資金は、運営者が現金化して蒸発しています。
そのため、海外取引所で取引できる通貨が必ずしも安全というわけではないということですね。
初心者は国内の仮想通貨取引所がおすすめ
初心者が仮想通貨を取引するなら、海外よりも国内のほうがおすすめです。
デメリットからも分かるように、メリットよりもデメリットのほうが大きい点にあります。
海外の仮想通貨取引所をおすすめしない理由
海外の仮想通貨取引所をおすすめしない理由としては、以下のようなものがあります。
- 国内に比べて安全性が確約されていない
- 詐欺コインが紛れている可能性も十分にある
- 日本人向けのサービスではない
- 万が一トラブルに発展しても保証してもらえないケースもある
- レバレッジが高いため、管理が難しい
そのため、安全な取引を行うためにも、初心者は次で紹介する「事業者登録」のある国内の仮想通貨取引所がおすすめです。
国内のおすすめ仮想通貨取引所ランキング4選
Coincheck(コインチェック)
出典:Coincheck
- アプリダウンロード数No.1
- 取引手数料は取引所のなら無料
- ビットコインなら、約500円から購入できる
おすすめの暗号資産交換業者(取引所)1つ目は、Coincheck(コインチェック)です。
Coincheck(コインチェック)の特徴はスマホアプリです。
分かりやすさ、直感的な操作性から、初心者に定評があります。
スプレッドも安く、取引所の手数料が無料です。
Coincheck(コインチェック)はNFT事業にも力を入れています。
「Coincheck NFT(β版)」を運営し、自由にアイテムやキャラクターの売買ができます。
さらに2022年5月、新たに「SAND」の取り扱いを開始。
今後時価総額ランキング上位の仮想通貨の上場も期待されています。
Coincheck(コインチェック)の入金口座は、GMOあおぞらネット銀行、もしくは住信SBIネット銀行いずれかです。
いずれかの銀行口座をすでに持っている方は、入金手数料が無料で済むのもメリットです。
口座開設スピード | 最短1日 |
---|---|
入金手数料 | 770円以上(クイック入金) |
出金手数料 | 407円 |
取扱通貨数 | 18通貨 |
最小注文数量 | 500円相当額(販売所) 0.005BTC以上かつ500円相当額以上(取引所) |
積立暗号資産 | 可能 |
取引所手数料 | Maker:0.000% Taker:0.000% |
販売所手数料 | 0円(別途スプレッドあり) |
手数料が安く、使いやすいため、当サイトでも1番人気の仮想通貨取引所です!
DMM Bitcoin
出典:DMM Bitcoin
- レバレッジ取引の取扱通貨数が国内でNo.1
- 取引が可能になるまで、最短1時間
- 入出金手数料、および取引手数料は無料
おすすめの暗号資産交換業者(取引所)4つ目は、DMM Bitcoinです。
暗号資産(仮想通貨)レバレッジ取引の取引通貨数は国内No.1です。
DMM Bitcoinの最大の特徴は、レバレッジ取引が可能な点にあります。
また、入出金にかかる手数料が無料なのも大きなポイントです。
加えてDMM Bitcoinでは、多くの人がクイック入金を無料で利用できます。
提携の金融機関は1,000社を超えているためです。
クイック入金なら、特定の場所に足を運ぶ必要もありません。
また、料金の反映にもタイムラグもありません。
そんなクイック入金が無料なのは、大きなメリットです。
口座開設スピード | 最短1時間 |
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入金手数料 | 0円(クイック入金) |
出金手数料 | 0円 |
取扱通貨数 | 現物28種(BitMatch注文を除く)/ レバレッジ34種 (BitMatch注文を除く)通貨 |
最小注文数量 | 0.0001 BTC(販売所) |
積立暗号資産 | 不可能 |
取引所手数料 | -(取引所取引はなし) |
販売所手数料 | 0円(別途スプレッドあり) |
bitFlyer(ビットフライヤー)
出典:bitFlyer
- ビットコイン取引量が6年連続でNo.1
- 登録から最短10分でコインの取引が可能
- ビットコインならなんと約1円から売買可能
おすすめの暗号資産交換業者(取引所)2つ目は、bitFlyer(ビットフライヤー)です。
bitFlyer(ビットフライヤー)は、ビットコインの取引量6年連続で1位です。
取扱通貨数も国内の暗号資産交換業者(取引所)の中で最多水準です。
今後、時価総額ランキング上位の仮想通貨も追加される可能性も秘めています。
また、口座開設スピードが最短10分。
登録から10分で取引可能な手軽さも魅力です。
bitFlyer(ビットフライヤー)は2014年の創業以来、セキュリティトラブルに遭ったことがありません。
セキュリティ面を重視する方でも安心です。
さらに販売所なら約1円からビットコインを購入できる点も魅力です。
名前
最初から大金をつぎ込むのは怖い。
とにかく少ない金額から始められたら嬉しい。
といった慎重派の方にもおすすめできる暗号資産交換業者(取引所)です。
口座開設スピード | 最短10分 |
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入金手数料 | 330円(クイック入金) ※住信SBIネット銀行は0円 |
出金手数料 | 3万円未満:550円 3万円以上:770円 ※三井住友銀行は上記金額より330円安い |
取扱通貨数 | 22通貨 |
最小注文数量 | 0.00000001 BTC(販売所) 0.001 BTC(取引所) |
積立暗号資産 | 可能 |
取引所手数料 | 直近30日の取引量に応じて0.15% BTC以下 |
販売所手数料 | 0円(別途スプレッドあり) |
GMOコイン
出典:GMOコイン
- 取扱通貨数は国内最大級
- 登録から取引までの時間が最短10分
- 入出金手数料は無料
おすすめの暗号資産交換業者(取引所)3つ目は、GMOコインです。
GMOコインは初心者におすすめの機能が充実しています。
国内取引所では顧客満足度1位を獲得。
取り扱い通貨数も豊富で、国内の取引所の中でも最大級を誇ります。
そのため今後、時価総額ランキング上位仮想通貨の上場も見込まれます。
暗号資産交換業者(取引所)の基本的な入出金手数料は、合計で1,000円ほどかかります。
しかしその点GMOコインなら、無料にすることも可能です。
GMOコインは口座開設スピードに定評があり、なんと最短10分です。
面倒な手続きとかめんどくさい。
すぐ始めたい。
といった、手軽さ重視の方にもおすすめです。
口座開設スピード | 最短10分 |
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入金手数料 | 0円(即時入金) |
出金手数料 | 0円 |
取扱通貨数 | 23通貨 |
最小注文数量 | 0.00001 BTC(販売所) 0.0001 BTC(取引所) |
積立暗号資産 | 可能 |
取引所手数料 | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
販売所手数料 | 0円(別途スプレッドあり) |
海外の仮想通貨取引所での取引で知っておくべき税金の基本
海外の仮想通貨取引所での取引も課税対象
海外の仮想通貨取引所で取引しても、日本居住者であれば利益がでると税金を納めなければなりません。
基本的には仮想通貨で利益をだした場合、日本では所得税法に基づいて雑所得として課税対象です。
雑所得が日本円で20万円を超える場合は、確定申告によって税金を納めます。
利益が高ければ高いほど、納税する金額も高くなるものです。
確定申告のために取引・送金の記録を残す必要がある
海外の仮想通貨取引所で得た収益は、確定申告によって税金を納めなければなりませんが、取引や送金の記録は残しておく必要があります。
確定申告をするときには、仮想通貨の損益が分かるものが必要であるため、取引・送金の記録は残しておくようにしましょう。
海外の仮想通貨取引所での取引が「バレない」は嘘
読者
とお考えの方は多いのではないでしょうか。
しかし、日本の国税庁は必要とすれば情報収集や提供を海外の税務当局に要請することが可能です。
国際的な取引などは、すぐに分かるため「バレない」は嘘ということですね。
また、日本の取引所から海外の取引所に送金した履歴やクレジットカードの利用履歴によって判明するため、要請しなくてもいずれはわかります。
今のところは申告漏れの摘発は公表されていませんが、仮想通貨が人気になっている今、徐々に国税庁は動き出すと考えて良いでしょう。
海外の仮想通貨取引所で取引する5つのステップ
①国内の仮想通貨取引所で口座を開設する
海外の仮想通貨取引所を利用する場合は、国内取引所から仮想通貨に送金して目的の銘柄とトレードしなければなりません。
そのため、まずは国内の仮想通貨取引所に登録をして口座の開設を行います。
送金用の仮想通貨は、送金手数料が無料のGMOコインなどで用意すると良いでしょう。
②送金用の仮想通貨を購入する
国内仮想通貨取引所の口座を開設したら、日本円を入金し海外の仮想通貨取引所に送金する仮想通貨を用意します。
海外の取引所に送金する手数料は、各取引所や仮想通貨の種類によって異なるため、注意が必要です。
例えば、最も人気のあるビットコインでは流通量が多く取引の成立がしやすい傾向にあります。
銘柄によっては、ビットコインをステーブルコインに換えずにそのまま取引可能です。
送金用仮想通貨として人気のあるリップルは、送金にかかる手数料が安く、送金速度が早い特徴があります。
③海外の仮想通貨取引所で口座を開設する
送金用の仮想通貨を購入したら、海外の仮想通貨取引所で口座を開設します。
口座開設の流れは、国内の取引所と同じですが、日本語対応の取引所を選ぶことでよりスムーズに開設することができるでしょう。
④海外の仮想通貨取引所へ仮想通貨を送金する
参照:コインチェック公式サイト
海外の仮想通貨取引所の開設を終えたら、国内の取引所で用意していた仮想通貨の送金を行います。
例えば、コインチェックでは以下の手順で送金することが可能です。
- メニューから「暗号資産の送信」をタップ
- 送金する通貨を選択
- 送金先を選択(送金先が未登録の場合は「新規で登録する」で登録する)
- 送金目的や金額を選択
- 内容や各種重要事項を確認して「申込みを確定する」をタップ
⑤仮想通貨を購入する
送金した仮想通貨が海外の取引所に届いたら、希望の通貨を購入します。
送った仮想通貨をステーブルコインに換えて新しい仮想通貨と取引する手順です。
海外の仮想通貨取引所に関するよくある質問
海外の仮想通貨取引所を利用するのは違法ですか?
海外の仮想通貨取引所は、日本の金融庁から認可は受けていませんが、利用すること自体は違反ではありません。
しかし、万が一なにかトラブルが生じても自己責任ということになります。
そのため、海外の仮想通貨取引所を利用する際は、国内の取引所以上に慎重な利用するようにしましょう。
世界最大の仮想通貨取引所はどこですか?
世界最大の取引所といわれているのは、2017年に香港で設立された「バイナンス」です。
ユーザー数は9000万人以上、取り扱う仮想通貨の数は600を超えているとも言われています。
取引高は世界1位であるため、世界的に利用されている仮想通貨取引所です。
仮想通貨の海外送金規制とは何ですか?
仮想通貨には、物理的な通貨や紙幣が存在しないため、犯罪行為に利用される状況となっています。
そのため、国際的な金融システムを構築させるため国際機関であるFATF(金融活動作業部会)は、仮想通貨の枠組みを検討されました。
仮想通貨を送金するときに、受取人の氏名や使用している取引所などの情報を送金元の取引所に報告しなければなりません。
実際に国内の取引所から海外の取引所に送金する際は、詳細を入力するようになっています。
ビットコインでMT4が使える仮想通貨取引所はありますか?
ビットコインでMT4が使える仮想通貨取引所は、国内であれば「ビットポイント」海外であれば「CryptoGT」などがあります。
ビットポイントは、電話でのサポートを受けることができる点や様々な取引が無料な点がメリットです。
しかし、過去にハッキング事件が起きているためセキュリティ面で心配があるでしょう。
そこでおすすめなのが「DMM Bitcoin」です。
MT4を使うことはできませんが、スマホのアプリから本格的なチャートを分析することができます。
また、MT4と同様にテクニカルツールやオシレーターをつかって本格的なチャート分析を行うことが可能です。
DEX(分散型取引所)とは何ですか??
DEX(分散型取引所)とは、管理者なしでユーザー同士が直接やり取りすることができる取引所のことをいいます。
仲介者がいないため、ネットワークに参加するユーザー同士が秘密鍵を管理します。
当事者同士で取引を行うため、取引手数料のコストを抑えることができ、本人確認をする必要もありません。
しかし、仲介者がいない分すべては自己責任となり税金計算の難易度が上がってしまうのがデメリットでもあります。
そのため、一見魅力的には見えますが初心者にはおすすめとは言えない方法ですね。
DEX(分散型取引所)の使い方や手順は以下の通りです。
- 国内取引所で仮想通貨を購入する
- 仮想通貨ウォレットを準備する
- DEXとウォレットを連携させる
海外の仮想通貨取引所はクレジットカードで入金できますか?
一部の海外の仮想通貨取引所では、クレジットカードでの入金に対応しています。
しかし、クレジットカードでの入金はサービスプロバイダの料金が発生してしまうため、コストの負担が上がってしまうのがデメリットです。
世界最大の取引所でもあるバイナンスでもクレジットカードでの入金に対応していますが、利用する際はパスポートを提出しなければなりません。
また、使用できるクレジットカードの種類も少なく「Visa」と「Mastercard」のみとなります。
さらに、楽天カードや三井住友カードなどは利用することができないため、注意が必要です。
海外の仮想通貨取引所で発生した詐欺にはどんなものがありますか?
海外の仮想通貨取引所で発生した詐欺には以下のようなものがあります。
Squid Gameトークンの持ち逃げ | ・通称イカゲームは、1トークン約1円で販売され1秒で売り切れ ・その後24時間で24倍まで上がり、暴落を回避するために売却できないようにしていていた ・開発者は全て売却して推定2〜3億を持ち逃げ ・トークンはすぐに0.09円まで暴落 ・投資家の資金を持ち逃げする「ラグプル」という詐欺 ・Squid Gameの開発者やホームページ、SNSは全て消えた |
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ハッキング詐欺 | ・2016年に起きた「The DAO」のハッキングで50億円相当のイーサリアムが盗まれた ・2014年に起きた「マウントゴックス社」のハッキング事件で、ビットコインの預り金が大量流出された |
投資詐欺 | 勧められた海外取引所に入金したら、サイトは利用できなくなったなど |
海外企業が運営する国内の仮想通貨取引所はありますか?
海外企業が運営している国内の仮想通貨取引所には、以下のようなものがあります。
取引所 | 特徴 |
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Huobi Japan | ・海外の大手取引所「Huobi Global」が運営 ・170カ国でサービスを展開している ・現物取引で豊富な銘柄と銘柄ペアを取り扱っている |
OKcoin Japan | ・中国発の大手取引所 ・板取引がしやすくOKBの取引をすることができる ・レバレッジ取引はできない |
以前までは「Kraken Japan」「Coinbase」も日本人向けにサービスを提供していましたが、現在は「登録事業者」ではありません。
そのため、海外の企業が運営している国内の仮想通貨取引所は、必ずこの先も運営していく保証はないということですね。
国内での取引所を探している方は、金融庁が許可をだしている登録事業者のある取引所の利用がおすすめです。
とくに、ここ数年は仮想通貨市場が低迷しているため、日本市場から撤退している海外の取引所もあります。
仮想通貨取引所は、いくつも変えるとスムーズな取引ができなくなるため、国内の取引所が安心できるでしょう。
海外の仮想通貨取引所まとめ
今回は、海外の仮想通貨取引所について紹介していきました。
- 海外の仮想通貨取引所は、取扱通貨数が多い
- レバレッジ取引も100倍以上可能
- 海外は国内の取引所に比べて安全性に劣る
- 安全な取引をしたいなら国内の取引所がおすすめ
- 海外の取引所で得た収益も課税対象
海外の仮想通貨取引所は、取扱通貨数が多い点やレバレッジ取引などに魅力を感じますが、安全性では保証できません。
とくに、初心者の方がいきなり海外の仮想通貨取引所を利用するにはリスクが高いでしょう。
また、万が一トラブルに発展しても保証してもらえないケースもあるため、安全な取引を優先したい方は、国内の「登録事業者」がおすすめです。
仮想通貨は、目に見えないものなので国内の取引所であってもリスクはつきものですが、少しでもリスクを軽減するには海外の取引所は最低限にしたほうが良いかもしれません。
消費者庁、金融庁、警察庁、政府からの注意喚起
「投資などのお金に関するトラブルや悪質商法について」
暗号資産取引に関して特に注意すべきこと