薬剤師の免許を活かした副業8選！注意点や仕事の探し方とメリットデメリットを解説

薬剤師は副業できるの？

薬剤師として働きながら副業したい！

この記事では、薬剤師は副業OKなのか、おすすめの副業8選も解説します。さらに、薬剤師が副業を始めるメリット・デメリットや始める前に抑えておくべきポイントも紹介します。

薬剤師として働きながら副業を始めてみたいと考えている人は、ぜひ本記事を参考に活動を開始しましょう！

薬剤師の副業まとめ

• 薬剤師は副業が禁止されているケースがある
• ８つの薬剤師おすすめ副業がある
• 薬剤師の副業は3つの働き方がある
• 副業以外にも転職という選択肢がある
• 転職サイトを上手に活用して転職すれば、副業せずとも十分に稼げる場合も
• 薬剤師転職で一番のおすすめサイトは『薬キャリAGENT』
• 薬キャリAGENTは非公開求人も多く、こだわり条件豊富で利用者登録数もNo.1※エムスリーキャリア調べ

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薬剤師は副業OKなのか？

薬剤師が副業を始める際は、本当に副業を始めても問題ないかチェックが必要です。

大手企業が全面的に副業を解禁するケースが増えているものの、薬剤師は職種や就業規則で副業が禁止されてことも少なくありません。

ここでは、薬剤師の副業が禁止されている2つのケースについて解説します。

副業禁止の薬剤師職種

基本的に薬剤師の中でも、以下2つの職種に当てはまる場合は、副業が禁止されています。

管理薬剤師とは、法律により設置が義務付けられている薬局店舗や拠点ごとの責任者です。

一般的な薬剤師がこなす業務以外にも、各店舗・拠点の管理業務を行うため、副業は認められていません。

また、公務員薬剤師とは厚生労働省や公立病院に公務員として働く薬剤師です。公務員は公務員方によって他の職種での兼業が認められていないため、副業はNGとなります。

ただし、場合によっては副業が認められるケースがあります。副業を始めたいと考えている人は、事前に職場の上司や担当部署へ確認するようにしましょう。

就労規則による副業禁止

管理薬剤師や公務員薬剤師以外の一般薬剤師でも、就労規則によっては副業が禁止されています。

近年は大小に関わらず様々な企業で副業が解禁されていますが、一部企業は副業をNGとしているケースも少なくありません。

就業規則で副業が禁止されている場合、発覚するとそれぞれの職場で罰則を受けるリスクがあります。一般薬剤師でも副業を始める際は、就業規則に違反しないか確認が必要です。

薬剤師におすすめの副業８選

薬剤師副業に様々な働き方があるように、副業の種類も豊富です。自分に合った副業を選ぶことで、ストレスなく薬剤師の副業を続けられます。

メディカルライター

メディカルライターとは、薬剤師としての医療・薬剤に関連する知識を活かしてWebライターとして働く方法です。

基本的に在宅で働けるため、時間や場所に制限されない点が特徴です。

薬剤師として活動してきた内容を自分のブログやSNSで発信すれば、案件獲得が期待できます。メディカルライターとして実績を積めば、書籍発行も目指せるでしょう。

ワクチン接種

ワクチン接種とは、ワクチン接種会場の薬剤師として働く方法です。

また、近年は新型コロナウイルスのワクチン接種会場が日本中に存在したため、求人数も豊富に存在しています。

ワクチン接種会場で長期間働くことはできませんが、通常のアルバイトよりも時給が高めに設定されています。

事前に研修を受ければすぐに働けるため、高い報酬を得たい場合はおすすめの副業です。

調剤薬局

調剤薬局とは、薬局医薬品を中心に扱う薬局を指します。

調剤薬局は求人数も多く、未経験でも働けるケースが多いです。そのため、初めて薬剤として副業を始める場合でも最適です。

また、調剤薬局のアルバイトとして働く場合は、固定勤務でないため柔軟に働けます。自分のニーズに合わせて気軽に働ける点が特徴です。

ドラッグストア

ドラックストアとは、一般医薬品や日用品や食料品を取り扱っている小売店です。薬剤師の副業でドラッグストアを選ぶなら「調剤薬局併設型」がおすすめです。

調剤薬局併設型であれば薬剤師としての知識を活かしながら、通常よりも高時給で働けます。

また、調剤薬局と同様にドラッグストアは求人数が多いです。薬剤師の副業として求人を見つけやすい点もドラッグストアの特徴と言えるでしょう。

薬剤師ブログ

薬剤師ブログとは、薬剤師としての経験や知識をブログで紹介する副業です。薬剤師ブログは自分の好きな時間・タイミングで取り組めるため私生活を圧迫することなく運営できます。

また、広告やアフィリエイトなどの収益が発生してくると記事を書かなくても報酬を得られます。ブログ自体を不労所得として活用も可能です。

ただし、未経験の状態からブログが見られたり、報酬が発生したりするまでは一定の時間がかかります。

収益発生までは無休状態で活動が必要となるため、あらかじめ注意しましょう。

単発派遣

単発派遣とは、ドラッグストアや病院などに短期間だけ働く方法です。

中には1日や数時間だけで契約できるため、隙間時間の副業として活動できます。

単発派遣を募集する企業は、人材不足による緊急性が高いケースが多いです。

そのため、一般の派遣やアルバイトよりも時給が高い傾向にあります。短時間で稼げる副業を探している場合は、最適な方法と言えるでしょう。

薬学生向けの講師

現役の薬剤師として活動している場合、講師としての信用を得やすく、好条件の仕事を獲得できます。

また、薬剤師資格があれば「化粧品化学」や「化学」など、関連する勉強を教えられます。

一定以上の知識やコミュニケーションスキルが必要とされますが、1コマ平均5,000円〜7,000円程度の報酬を得られます。

薬剤師としてやりがいの感じられる副業を探しているなら、おすすめの仕事と言えるでしょう。

夜間休日診療所

夜間休日診療所とは、夜間や休日でも急な病気の対応を行う施設です。夜間の土日・祝日限定で薬剤師として勤務するケースが多いです。

平均日当は、20,000円〜となることが多く、非常に割りの良い副業と言えます。

ただし、薬剤師科に入っていない施設では、副業は認められていないため、あらかじめ勤務地の情報を確認しておきましょう。

薬剤師副業の時給相場

副業する上で重要になってくるのが、時給です。

副業＝割の良いバイト、というようなイメージがあり先程ご紹介した副業8選のように、本業とは別に収入を得ます。

副業よりも転職という選択肢

薬剤師が副業を考えている場合、転職という別の選択肢も存在します。

特に副業自体が禁止されている場合、無理に始めるのではなく、転職した方が多くのメリットを享受できるケースがあります。

続いては、副業よりも転職という選択をするメリットについて解説します。

年収アップや休日が増やせる

副業ではなく転職を行うことで、年収アップや休日を増やせる可能性があります。

薬剤師として働きながら副業を始めたい場合「今よりも収入や休日を増やしたい」と考えている人が多いでしょう。

副業を始めることで総合的な年収アップは見込めますが、現状の職場環境が変わるわけではありません。

薬剤師として働きながら休日も副業へ時間を使うため、最悪の場合、本業に支障をきたすリスクもあるでしょう。

一方、薬剤師として転職を成功させれば、職場環境を一気に変えられます。年収アップや休日増加も見込めるため、転職も選択肢の一つと言えるでしょう。

副業で発生する確定申告や税金処理が不要

副業を始める場合、本業以外で発生した収益は自分で確定申告が必要です。

企業に所属していた際は、税金処理も経理に任せられますが、副業収益は全て自分で対応が求められます。一方、転職すれば確定申告や税金処理は不要です。

働いて得た収入は全て所属企業が処理してくれるため、自分で対応すべき部分はほとんどありません。

税金処理を苦手としている場合は、副業よりも転職した方がストレスなく働ける可能性が高いです。

薬剤師転職おすすめサイト6選

薬剤師から転職する時、「転職サイトがありすぎてどれを利用すれば良いか分からない…」そう感じることもあると思います。

薬剤師の目線で、数十サイト以上ある中から厳選したおすすめ転職サイトTOP6をご紹介していきます。

薬剤師転職おすすめサイト1位｜薬キャリAGENT

薬キャリAGENTは、常時60,000件以上薬剤師の仕事を検索可能です。年間20,000人以上の薬剤師が転職活動しているため便利で優良な転職先が揃っています。

薬剤師転職おすすめサイト2位｜ファルマスタッフ

ファルマスタッフは、40,000件以上の中からあなたにぴったりの好条件だけを厳選してご紹介しています。薬剤師の転職先を、企業やドラッグストア、調剤薬局などから選べたり最寄りの駅からも検索することが可能です。

薬剤師転職おすすめサイト3位｜お仕事ラボ

お仕事ラボは、転職後の定着率が業界最高峰のため、今の職場よりも働きやすい職場を見つけることが可能なので、良い転職先を探されている方におすすめです。

薬剤師転職おすすめサイト4位｜マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師は、無料転職サポートも充実していて、専属アドバイザーがサポートしてくれます。こだわり求人などもあり、条件や勤務地を検索することができます。

薬剤師転職おすすめサイト5位｜リクナビ薬剤師

リクナビ薬剤師は、正社員からアルバイト・パートまで、企業やドラッグストアなど検索可能で、常に新着の求人も公開しているので有意義な転職サイトです。働く人が満足できる転職サポートしており、満足度も高いためおすすめです。

公式サイト：https://rikunabi-yakuzaishi.jp/

薬剤師転職おすすめサイト6位｜セルワーク薬剤師

セルワーク薬剤師は、薬剤師に特化した求人サイトで、無料でアドバイザーに相談することができます。求人件数も業界トップクラスの多さで、高年収案件もあるので、ぜひおすすめしたい転職サイトです。

薬剤師転職おすすめサイト徹底比較

サイト名	求人数	特徴
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薬剤師副業の3つの働き方

続いては、薬剤師が副業を始める際の3つの働き方について解説します。

パートやアルバイトでの副業

薬剤師の副業として、パートやアルバイトが挙げられます。パートやアルバイトを副業とするメリット・デメリットは、以下の通りです。

パートやアルバイトでの副業は、求人数が豊富なことから薬剤師として気軽に始められる点が特徴です。人材不足な店舗の場合は、働き方の調整がしやすいメリットもあります。

未経験でも働ける求人も多いため、薬剤師として初めて副業を始めたい場合におすすめです。

単発の派遣薬剤師での副業

派遣薬剤師として単発で働く副業が存在します。単発の派遣薬剤師として副業を始めるメリット・デメリットは、以下の通りです。

単発の派遣薬剤師は、1日・数週間だけなど短期間だけで働けます。短期間だけ人材を求めているため、比較的時給が高くなる傾向にあります。

スポットとして働く場合は、即戦力としての実力が求められるため、一定の経験が必要です。

ちょっとした隙間時間でも働けるため、余裕のあるタイミング副業を始めたい人におすすめです。

薬剤師の知識を活かした在宅副業

パートや単発派遣以外にも、メディカルライターや薬剤に関連する翻訳業など薬剤師の知識を活かした在宅副業も存在します。

薬剤師の知識を活かした在宅副業のメリット・デメリットは、以下の通りです。

在宅副業は場所を選ぶことなく、自分のペースで働ける点が特徴です。職場へ出勤する必要もないため、人間関係に悩むことなくプライベートに時間を割けます。

働く場所や人間関係に左右されず、自分のペースで働きたい人は在宅副業がおすすめです。

薬剤師が副業するメリット

薬剤師で副業を検討している場合、どのようなメリットがあるのか知りたい人も多いでしょう。

収入源の確保ができる

薬剤師が副業することで、本業とは別の収入源の確保が可能です。

1つの職場で薬剤師として働く場合、収入を大幅にアップさせることはできません。

一方、副業を始めることで、複数の収入源ができ、総合的に年収アップを見込めます。

また、本業とは別の収入源を確保しておけば、万が一、本業を退職しても金銭面の不安を抑えられるでしょう。

スキルアップし本業の給与アップも

副業を通じて複数の職場で新たな知識や技術を身につけ、スキルアップすることで、本業の給与アップが見込めます。

薬剤師に関連する職種で副業を始めれば、知識や技術の幅が広がります。

副業で自分の可能性を広げられるため、薬剤師として成長が可能です。

さらに、副業をしながらコミュニケーション能力や薬剤師以外のスキルを身につけることで、転職したい場合にも役立ちます。

在宅副業ができれば自由度が高くなる

薬剤師の知識やスキルを活かした在宅副業ができれば、働き方の自由度が高くなります。

通勤時間がなくなるため、より他のことに時間を割くことができ、自由度が高くなります。

また、メディカルライターや薬剤師ブログなどは、自分が働かなくても売上が上がる仕組みが作れるため、その点もおすすめの理由です。

働き方の自由度を高めながら、本業以外の収入源が確保できるのは、大きなメリットと言えるでしょう。

薬剤師副業のデメリット

薬剤師の副業はメリットだけではありません。デメリットについても把握しておくことで、ストレスなく働けます。

確定申告や税金面の対応が必要

一つの職場でパートや社員の薬剤師として働く場合、確定申告や税金面の対策は不要です。

個人で副業を始める際は、自分だけで確定申告や税金処理が必要です。

税金処理は専門的な知識を必要とする部分となるため、未経験の人にはデメリットと言えます。

また、自分で確定申告を進める場合、副業と本業の収益を合わせて対応するケースが多いです。薬剤師として副業を始める前に、税金面の対応方法を確認しておきましょう。

仕事時間が増えプライベート時間が減る

副業は基本的に本業の休日や隙間時間で進めるため、プライベートの時間が減少します。

これまで休めていた休日も仕事となるため、ゆっくり休息を取れない可能性が高いです。副業が忙しくなれば自分の趣味に使う時間もなくなるため、デメリットに感じてしまうでしょう。

副業に打ち込みすぎると体調を崩して本業に影響を与えるリスクもあるため、計画的に仕事を進めることが重要です。

扶養の場合は税金が大幅に増えてしまう

家族の扶養に入りながら働いている場合、副業によって全体の収入がアップすれば、支払うべき税金が大幅に増えてしまいます。

一般的には扶養者が年間130万円以上の収入を稼いだ場合、自分で国民年金や健康保険の負担が必要です。

これまで支払っていなかった費用の負担が増えるリスクがあります。

支払うべき税金が大幅に増えて、手取り金額が減少するケースも少なくありません。扶養に入っているなら、本業と副業で節税対策を行い事前に税金を算出しておきましょう。

副業を始める前に抑えるべきポイント

薬剤師が副業を始める場合、メリット・デメリット以外にも把握しておくべきポイントがあります。ここでは、副業を始める前に抑えるべきポイントを解説します。

本業に支障はでないか

薬剤師が副業を始める前は、本業に支障はでないか確認が必要です。

デメリットでも紹介した通り、副業は本業の隙間時間や休日を削って行うため、プライベートな時間が大幅に減少します。

もちろん時間以外にも、労力・体力を消耗するため、無理をすると本業に響いてしまいます。

そのため、副業の内容や時間などを基準に「本業に支障が出ないか」「本業と並行して続けられるのか」を確認しておきましょう。

副業ではなく転職の選択は考えたか

副業を始める前に、転職も選択肢として考えましょう。

近年の副業解禁の流れに乗って始めるのではなく、明確な目標を立てて活動を開始することが重要です。

副業を始めるべきか、転職するべきか悩んだ場合は「なぜ副業を始めたいのか」を考えましょう。

収入面や人間関係・職場環境など、あなたが抱えている問題は転職ですぐに解決できるのも多いです。

問題を解決する方法や将来性など、様々な要因を加味した上で、副業だけではなく転職の選択肢も入れておきましょう。

薬剤師副業のまとめ

以上、薬剤師は副業OKなのか、どんな副業がおすすめなのか解説しました。

薬剤師が副業を始めることで、本業以外の収入源の確保やスキルアップなどのメリットがあります。

副業は、確定申告や税金面の対応やプライベートの時間を削るなどのデメリットも把握が必要です。

薬剤師として副業を始める前に、転職という選択肢も視野に入れて活動してみてください。

※本記事はマイナビ社とのタイアップ記事となります。