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クラウドファンディングのやり方簡単7ステップ!メリット・リスクや成功させるコツも紹介

クラウドファンディングのやり方は?

クラウドファンディングは誰でも資金調達ができるの?

といった悩みを抱える人は多いでしょう。

クラウドファンディングは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通じて自分の活動や事業、夢などを発信することで賛同してくれた人から広く資金を得られる仕組みです。

クラウドファンディングを行うのに必要な学歴や年齢はなく、誰でも審査に通過すればプロジェクトを公開して資金を集めることができます。

今回はクラウドファンディングの仕組みややり方、注意点、クラウドファンディングで目標額に達成させるコツなどを詳しく紹介します。

クラウドファンディングのやり方をまとめると
  • クラウドファンディングには寄付型・購入型・投資型・融資型の種類がある
  • 購入型クラウドファンディングは支援者からも人気が高い
  • クラウドファンディングは無料でプロジェクトを掲載できる
  • 全ての支援者にリターンを準備する必要がある
  • クラウドファンディングで支援を募るためには興味を引くタイトルと魅力的なリターンが大事

クラウドファンディングの仕組み

クラウドファンディング_やり方

クラウドファンディングには資金調達の形や支援者に対するパターンによって以下4つに部類されます。

現在のクラウドファンディングでは購入型が一般的となっており、寄付をしてくれた支援者に対してプロジェクトの製品や割引券などのリターンを渡すことで支援金を募ります。

寄付型クラウドファンディング

寄付型クラウドファンディングは支援者からの支援金を受け取り、支援者に対してプロジェクトの活動報告や参加のお礼をリターンにするのが一般的なクラウドファンディング方式です。

寄付型クラウドファンディングでは、災害支援や社会課題の解決に向けて寄付金を募ることができ、認定NPO法人、公益財団法人、自治体や学校法人などで幅広く利用されています。

「寄付」ということもあり支援者に対してリターンはなく、起案者にとって金銭的な負担がかからずに多くの資金を活動に充てられるというメリットがあります

ですが、支援者に対してお礼の気持ちを込めて手紙やお礼のメール、プロジェクトの活動報告を支援者に公開することで誠意を評してしる起案者も多いです。

例えば、起案者である「一般財団法人あしなが育英会」が立案したプロジェクトでは、親を亡くした家族や障害のある家庭の子供に経済的・精神的に支援することを目的とし、支援者343人から7,233,280円の支援金を受け取りました。

クラウドファンディング_やり方

出典:Good Morning

購入型クラウドファンディング

購入型クラウドファンディングは試案したプロジェクトに対して支援者がお金を支援して、そのリターンとして商品やサービスが得られる仕組みです。

「購入型」ということもあり、支援者はプロジェクトの起案者が設定した商品や割引券、グッズなどを購入するような感覚で支援することができます。

購入型クラウドファンディングは個人や小規模企業でも資金調達をすることができ、資金を調達する時に元手がいらないというメリットがあります。

さらに、多くの人に向けて宣伝することができるため、資金調達の効率が良い方法でもあります。

例えば、Readyforに掲載されていた「気仙沼の大空に希望に溢れた花火を打ち上げたい ! !」というプロジェクトでは、東日本大震災の復興を願って立ち上げられ、60人の支援者から808,000円が集まりました。

クラウドファンディング_やり方

出典:Readyfor

このプロジェクトのリターンは「お礼のメール(3,000円)」「気仙沼応援グッズ&名前を掲載できる権利(1万円)」などに設定されています。

投資型クラウドファンディング

投資型クラウドファンディングは購入型や融資型のクラウドファンディングとは異なり、投資金が金額に対する分配金がリターンとなる仕組みです。

例えば、プロジェクトで実際に作られた商品やサービスを受け取れることから、株式取引の株主優待と似たような仕組みとなります。

投資型のクラウドファンディングは個人でプロジェクトを起案することはできません。

最低でも以下の3点が必要になるのが、他のクラウドファンディングと大きく異なるポイントです。

  • 第二種金融商品取引業の登録
  • 事業計画書
  • 決算書

また、分配金は売上に基づいた形となるため、プロジェクトが目標金額に達成できなかった場合は提供した資金が元本割れになってしまう場合もあります。

例えば、FUNDINNOに掲載されている株式会社季縁のプロジェクトでは、「タンスに眠る3,000万着、8兆円市場を掘り起こせ。伝統×デザインで着物をドレスにアップサイクルする」プロジェクトを起案しています。

クラウドファンディング_やり方

出典:FUNDINNO

このプロジェクトのリターンは各コースごとに株数を設定しており、10万円のコースでは10株のリターンです。

さらに、株主優待として株式会社季縁のサービスを5%OFFで利用できる優待サービスも提供しています。

融資型クラウドファンディング

融資型クラウドファンディングは資金を必要とする事業者に対して複数の投資家がその事業に投資をして、お金を貸し出す仕組みです。

資金が必要な企業に対して個人投資家から集められた資金をファンドを通じて大口化し、貸付が受けられます。

融資型クラウドファンディングは他の方法よりも比較的安定したリターンが得られることから個人投資家からも人気となっています。

とはいえ、借り手企業が返済できない場合は投資元本は返ってこないので注意が必要です。

例えば、Crowd Bankに掲載されているCrowd Bank「カンボジアプロジェクト」では最低投資額10,000円に対して目標利回り年率5.0%となっています。

つまり、1万円を融資すると運用期間1年の場合10,850円が返済されるということです。

少ない資金からでも始められることもあり多くの支援者が支援し、最終的に5,000万円以上の資金を調達しました。

クラウドファンディング_やり方

出典:Crowd Bank

購入型クラウドファンディングは支援者からも人気が高い

クラウドファンディング_やり方

購入型クラウドファンディングは支援者からも人気が高い仕組みです。

支援者から人気が高いということでは、それだけ多くの資金調達に期待ができるということです。

ここでは、購入型クラウドファンディングの人気が高い理由を紹介します。

理由①審査に通過しやすい

購入型クラウドファンディングにプロジェクトを掲載する時は運営社の審査がありますが、その審査に通過すれば個人や企業、団体でも規模を問わずに起案できます。

特に個人の起案者が多く、資金調達に必要な元手が少ないためお金に困っている人でも利用できます。

理由②プロジェクトにかける思いを熱く伝えられる

購入型クラウドファンディングはプロジェクトにかける思いを熱く伝えられるという大きなメリットがあります。

プロジェクトに支援する支援者はコメント欄からプロジェクトに関する質問を気軽にできるため、コミュニケーションを取りながら自分のプロジェクトを詳細にプレゼンできます。

理由③起案者・支援者ともにメリットがある

購入型クラウドファンディングでは支援者に対してリターンを設定する必要がありますが、この時に設定するリターンは商品やサービスを先行で購入できるなどのプロジェクトに絡めていきます。

これにより、支援者にとっても大きなリターンが得られるのが魅力です。

クラウドファンディングのメリット

クラウドファンディング_やり方

ここでは、クラウドファンディングのメリットを起案者と支援者にそれぞれ分けて紹介します。

起案者のメリット①利用申込は無料

クラウドファンディングを利用する時はクラウドファンディングサイトに登録する必要がありますが、クラウドファンディングサイトには無料で掲載することができ、誰でも支援を呼びかけることができます。

クラウドファンディングは基本的に完全成功報酬型となり、目標金額に達成した時のみ手数料が発生するためプロジェクトを立ち上げやすいといいうメリットがあります。

起案者のメリット②購入型のクラウドファンディングなら特別な資格はいらない

他の投資型や寄附型、融資型のクラウドファンディングではいくつかの特殊な条件や登録が必要ですが、購入型のクラウドファンディングでは特別な資格や条件は設けられていません。

支援者のメリット①リターンが得られる

購入殻クラウドファンディングでは、まだ市場に出回っていない商品やサービスをいち早く受け取れるというメリットがあります。

他にも、クラウドファンディングで支援した人しか手に入れることができない商品などを受け取ることもでき、他にはない魅力的なリターンが得られます。

支援者のメリット②感情の共有ができる

支援者側はその後のリターン目的でクラウドファンディングを利用している人が多いですが、中には応援したいという気持ちや起案者のプロジェクトに対する共感の感情が生まれて支援する人もいます。

支援者はただリターンが得られるというわけではなく、感情の共有を得ることで起案者と同じような達成感を得ることもできるのです。

この感覚は、ゲームを楽しむ感覚に近いとも言われています。

クラウドファンディングのリスク

クラウドファンディング_やり方

次に、購入型クラウドファンディングをリスクについて紹介します。

購入型は人気の購入型クラウドファンディングですが、支援者にも起案者にもリスクがありますので注意してください。

支援者側のリスク①リターンが得られない可能性がある

クラウドファンディングは基本的にビジネスとして成立する前のプロジェクトも多く、リターンが得られない可能性もあります。

これは、詐欺ではなく起案者の見通しの甘さが原因のケースが多いです。

そのため、プロジェクトに資金を支援するならプロジェクトを入念にチェックしてから疑問点などを全て解決してから支援するようにしましょう。

支援者側のリスク②キャンセルは基本的に不可

クラウドファンディングで一度プロジェクトに支援すると、原則としてその後のキャンセルはできません。

特に、購入型の場合は募集期間中でもキャンセルはできません。

これは事業者によって対応が異なりますが、支援する時はこの点を踏まえたうえで判断するようにしましょう。

起案者側のリスク①全ての支援者にリターンを用意する必要がある

プロジェクトを立ち上げた起案者はプロジェクトが成立した時に大きな責任とリスクが伴います。

支援者は数十人単位、場合によっては1万人を超える支援者が出る場合もあります。

起案者は全ての支援者に対してリターンを確保する必要があり、目標額に達成した場合は必ずプロジェクトを遂行しなければいけません。

そのため、あまりにも少ない金額を設定してしまうと、その金額をもとにプロジェクトを進めなければいけなくなり、失敗に終わる可能性もあるため注意が必要です。

起案者側のリスク②申込から入金までに時間がかかる

実際に融資を受けるまでにはさまざまな手続きが必要になるため、申込を開始してから実際に手元に入金されるまでには4ヶ月~6ヶ月程度かかってしまいます。

そのため、今すぐ資金が得られるというわけではないので注意してください。

クラウドファンディングのやりかた・始め方

クラウドファンディング_やり方

クラウドファンディングは個人でも企業でも基本的に誰でもチャレンジすることができますが、クラウドファンディング運営会社のサイトにプロジェクトが掲載されるための審査に通過する必要があります。

ここでは、クラウドファンディングのプロジェクトの流れを説明していきます。

クラウドファンディングのプロジェクトの流れ
  1. プロジェクトの目的や目標金額、リターンを決める
  2. クラウドファンディングの種類を決める
  3. クラウドファンディングを掲載するサイトを決める
  4. クラウドファンディング運営会社による審査
  5. クラウドファンディングのページを作成する
  6. クラウドファンディングをPRする
  7. 集まった資金でプロジェクトを実行する

STEP:①プロジェクトの目的や目標金額、リターンを決める

まずは、なぜあなたがクラウドファンディングを行って資金調達をしたいのか、プロジェクトの目的を決めます。

ただ資金が欲しいという理由だけでなく、あなたの叶えたい夢やプロジェクトにおける熱意を分かりやすく伝えることが、クラウドファンディングを成功させるコツです。

また、目標金額を設定する時、あまりにも高い金額を設定してしまうと資金が調達できなかったり、逆に低すぎるとその後のプロジェクトに影響が出てしまいます。

同じくリターンも高すぎるとせっかく必要な資金を集めることができてもリターンにかける費用が多くなり、プロジェクトを進められない可能性もあります。

編集部

類似のプロジェクトを検索して、目標金額を客観視して納得感が得られる金額やリターンを設定しましょう。

STEP:②クラウドファンディングの種類を決める

次に、クラウドファンディングの種類を決めます。

クラウドファンディングの募集方式は「All-or-Nothing方式」と「All-in方式」の2つの方式があります。

All-or-Nothing方式はあらかじめ設定した期間内に目標金額を達成できれば、期間終了日までに資金を獲得できます。

All-in方式は資金募集開始時点ですでにプロジェクトが実行可能であると決まっているものや、リターンを行えることが決まっているものが対象です。

あなたのプロジェクトがどちらの方式で資金を集めた方がいいのかを慎重に考えて最適な方式を選びましょう。

STEP:③クラウドファンディングを掲載するサイトを決める

次に、あなたのプロジェクトを掲載する最適なサイトを決めます。

国内に存在するクラウドファンディングのプラットホームはどれぞれ手数料や特徴が異なります。

そのため、それぞれの違いを把握したうえで掲載するサイトを選ぶことが大事です。

STEP:④クラウドファンディング運営会社による審査

掲載するサイトが決まったら、クラウドファンディング運営会社による審査です。

どんなプロジェクトでも気軽に掲載できるわけではありません。

運営会社はプロジェクト実行の見通しが立つかを審査で見極めます。

また、もし審査に通過したい場合でも「このように変えられますか?」「画像を変更できますか?」とアドバイスや提案をしてくることもあります。

審査に通過しないとプロジェクトを掲載することができませんので、サイト運営社と良好な関係を保つことが大事です。

STEP:⑤クラウドファンディングのページを作成する

クラウドファンディングでより多くの資金を調達するためには、支援者に「支援したい!」と思ってもらえるような魅力的なページを作成することが大事です。

これは、文章だけでなくページに掲載する写真や動画、イラストなどもより目的を伝えるために重要です。

クラウドファンディングのページを作る時は、以下のポイントを意識して作成するようにしましょう。

  • あなたが誰か
  • 商品やサービスに関するストーリー
  • なぜ支援が必要なのか
  • 提供するリターン

STEP:⑥クラウドファンディングをPRする

次に、クラウドファンディングで実際にプロジェクトをPRします。

クラウドファンディングでではプロジェクトをスタートしてから5日以内に達成率が20%以上になると成約率が約90%になる。

公開から5日以内に達成率が10%以上で成約率が約70%になると言われています。

参考:クラウドファンディングの成功ために知っておきたい4つの期間について|Ready for

そのため、プロジェクトを始める前から事前予告をしたり、プロジェクト開始後にSNSなどでいかにアピールできるかが重要です。

STEP:⑦集まった資金でプロジェクトを実行する

募集期間内に目標金額に達成することができれば、無事にプロジェクトは成功です。

プロジェクトに成功したら経過報告を支援者にして、リターンでお返しします。

また、成功したプロジェクトは必ず実行する必要があり、支援金を全て自分のものにすることはできません。

プロジェクトは資金を確保できてようやくスタートできるようになりますので、自分の夢を叶えるためにプロジェクトをスタートしましょう。

クラウドファンディングで目標額達成させるコツ

クラウドファンディング_やり方

クラウドファンディングを成功させるコツはプロジェクトの知名度の高さやPR方法、ページの構成、プロジェクトに共感してもらえるかなどの多くのポイントは重要です。

そこで、ここではクラウドファンディングで目標額を達成させるコツを紹介します。

コツ①プロジェクト内容だけでなくリターンもしっかり考える

まず最初に、プロジェクトでより多くの資金を集めるためにはプロジェクトの内容が魅力的であるかどうかが重要です。

ただし、購入型クラウドファンディングの場合は寄付だけでなく購入が目的であるため、支援者が求めてる「リターン」を魅力的なものに設定することも大事です。

このリターンが支援者にとって魅力的でなければ支援者側からしてもリターンを望めないため、多くの資金を集めることは難しいでしょう。

コツ②プロジェクト初日で注目度を集める

プロジェクトで多くの資金を集めるためには、プロジェクト初日で注目度を集めることも重要です。

クラウドファンディングサイトでは多くのプロジェクトが掲載されており、支援者の目に留まるのは多くの支援がされているプロジェクトです。

多くの支援が集まっているプロジェクトではそのプロジェクトを応援する人や興味がある人が多いということです。

また、目を引くタイトルだと支援者の目に留まりやすく多くの支援に期待ができます。

そのため、より多くの支援金を集めるためにはユーザーの目に留まる魅力的なタイトルや多くの支援者を集めることが大事です。

コツ③ページデザインを魅力的なものにする

クラウドファンディングでは多種多様な属性の方がプロジェクトページに訪れるため、それぞれのペルソナに合った魅力的なページデザインにすることが大事です。

例えば、商品を作る工程の写真を掲載したりなど、ただプロジェクトの内容を魅力的なものにするだけでなく、まずはユーザーの興味を引く必要があります。

これまで成功しているプロジェクトではPR動画や画像を配置しており、非常に魅力的なページデザインになっています。

クラウドファンディング運営会社おすすめ3選

クラウドファンディング_やり方

ここでは、人気おすすめのクラウドファンディング運営会社を紹介します。

人気おすすめのクラウドファンディング運営会社

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

クラウドファンディング_やり方

出典:CAMPFIRE

CAMPFIREは他のクラウドファンディングとは違い、起業支援やアート、音楽、社会貢献などのマルチジャンルが多いのが特徴です。

2011年のサービス開始以降約6万件以上のプロジェクトが立ち上げられており、全国650万人以上の方に支援されている日本最大級のクラウドファンディングサイトです。

CAMPFIREはクラウドファンディングが初めての人でも安心して始められるようにサポートが充実しており、プロジェクトの立ち上げ方や内容、効果的なPR方法まで担当者が丁寧に教えてくれます。

また、「一人でも多く、一円でも多く想いとお金がめぐる世界」の実現を掲げており、多くの人が安心して利用できるようにリターンが会社の倒産などで難しくなった場合でも支援した金額の80%が支援者に保証金として支払われる仕組みの保証制度もあるため安心です。

Makuake(マクアケ)

クラウドファンディング_やり方

出典:Makuake

Makuakeはクラウドファンディング初心者に嬉しい音声電話やテレビ電話、対面で話を聞くことができるため、初めてでもしっかりサポートを受けながらプロジェクトの支援者を募ることができます。

1,000万人を超えるユーザーが利用しており、集客効果が高い点も魅力です。

また、メディア掲載数は月平均1万件ほどで個人の掲載数も多いためさまざまなユーザーや企業にアプローチできます。

さらに、購入金額は数千円~数十万円で設定でき同じプロジェクトでもランクを付けてコース設定をすることでより効果的に資金調達ができます。

READYFOR(レディーフォー)

クラウドファンディング_やり方

出典:READYFOR

READYFORは通常の購入型とは違い、寄付金を募集する寄附型のクラウドファンディングを利用でき、公益的活動を行う団体が集めた資金を寄付金として利用できます。

「購入型」と「寄附型」の2種類のプランを用意していますが、どちらでも専任の担当者による個別サポートを受けることができ、クラウドファンディングの目的に合わせて最大減効果が得られるようなアドバイスがもらえます。

また、支援者は手数料がかからずにさまざまなプロジェクトに支援することができ、無駄な費用は一切かかりません。

さらに、支援者側はREADYFORにしかないリターンが得られることもあり、多くの方が利用しています。

利用者が多いということは起案者側も支援を集めやすいというメリットもあります。

クラウドファンディング達成時は税金がかかる

クラウドファンディング_やり方

クラウドファンディングの種類によっては、受け取った支援金や支援者にも税金が発生します。

ここでは、それぞれの税金について紹介します。

寄付型クラウドファンディングの税金

寄付型クラウドファンディングでは、支援者と起案者の双方が個人の場合基礎控除額110万円を超える資金が集まると贈与税が発生します。

実際に支払う税金はクラウドファンディングで資金を集めた翌年の2月1日~3月15日の期間に確定申告をして税金を納める必要があります。

また、支援者が法人で、起案者が個人の場合は贈与税ではなく所得税が発生します。

支援者と起案者ともに個人の場合 贈与税
起案者が個人、支援者が法人の場合 所得税
支援者と起案者ともに法人の場合 法人税

購入型クラウドファンディングの税金

購入型クラウドファンディングは支援者には課税されず、資金調達者側にのみ所得税がかかります。

所得税の分類は起案者が事業者であれば事業所得、それ以外は雑所得になります。

例えば、会社員が勤めている会社とは関係なくクラウドファンディングを利用する場合は雑所得となり、フリーランスや個人事業主で事業としてクラウドファンディングを利用する場合は事業所得になるということです。

一方で、資金調達者が法人の場合は事業所得税として法人税が発生する仕組みです。

起案者が法人の場合 法人税
起案者が個人の場合 所得税
支援額がリターン内容と比較して高額の場合 贈与税

また、調達した資金とリターンの提供は消費税の対象となり、税額分はクラウドファンディングサイトで徴収されます。

投資型クラウドファンディングの税金

投資型クラウドファンディングの場合は支援者が個人でも法人でも税金は発生しません。

ですが、起案者が法人のプロジェクトで利益を出した場合は法人税、起案者が個人でプロジェクトで利益を出した場合は所得税が発生します。

尚、利子(分配金)にかかる所得税は受取時に既にクラウドファンディングサイト側が源泉徴収をして差し引かれているため、確定申告で納税をせずに税金の還付を受けることができます。

融資型クラウドファンディングの税金

融資型クラウドファンディングは支援者がプロジェクトに対して融資を行い、それに対する利子(分配金)を受け取れるため所得税は非課税となります。

ただし、利子(分配金)を受け取った場合は雑所得として課税されるため確定申告が必要です。

クラウドファンディングの成功事例

クラウドファンディング_やり方

これまで、クラウドファンディングのやり方や仕組み、メリットやリスクなどを詳しく解説しました。

ここからは、実際に成功したクラウドファンディングの例を紹介します。

新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金

新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金では日本における新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組む、個人・団体・事業者・医療機関・自治体などに対してマスク等必要物資の支援費用や医療器具の支援費用などの活動プロジェクトを実施います。

いつ・誰が・どんな方法で行うのかが詳細に記載されており、寄付総額は726,465,000円集まりました。

参考:新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金|READYFOR

クラウドファンディングみんなで応援「とっとり券」プロジェクト

クラウドファンディングみんなで応援「とっとり券」プロジェクトでは新型コロナウイルスの影響を受けた鳥取県の飲食店、宿泊施設のほか、様々な事業者を支援するために実施たプロジェクトです。

「鳥取県が一丸となってコロナを克服し、活力のある鳥取県を取り戻そう!」という意志のももとプロジェクトがスタートし、目標金額5万円に対して247,060,000円の資金が集まりました。

リターンの種類は金額バラバラで13種類を用意し、指定のお店で使える「とっとり券」が寄付金額よりも多い金額となっているため支援者側のメリットが大きくなっています。

参考:クラウドファンディングみんなで応援「とっとり券」プロジェクト|READYFOR

飼い主のいない犬と猫に医療を届けるしくみを|ハナコプロジェクト

飼い主のいない犬と猫に医療を届けるしくみを|ハナコプロジェクトは「一般社団法人 ハナコプロジェクト」が立ち上げたプロジェクトです。

ハナコプロジェクト協力病院での医療費支援により救える命を増やしたいという目的があります。

プロジェクトを立ち上げるまでの経緯や動物の写真などが多数掲載されており、支援者の共感を得るような内容となっています。

プロジェクト終了時点で83,883,000円の支援金が集まり、実際に5,000匹から5,500匹の犬と猫に医療を届けることができたようです。

参考:飼い主のいない犬と猫に医療を届けるしくみを|ハナコプロジェクト|READYFOR

クラウドファンディングのやり方まとめ

クラウドファンディング_やり方

今回はクラウドファンディングの仕組みややり方、注意点、クラウドファンディングで目標額に達成させるコツなどを詳しく紹介してきました。

クラウドファンディングは夢を叶えたいけど資金や人脈がない人にとってうってつけのサービスです。

あなたの叶えたい夢に共感してくれる人が多ければ、実際に自分の夢を叶えられる場でもあります。

クラウドファンディングのやり方は簡単ですが、プロジェクトをスタートするための審査やリスクもありますので、その点をしっかり把握したうえでクラウドファンディングに挑戦してみてください。

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